焼きロメインレタスが主役の
コンテンポラリーなサラダめし
地下鉄・矢場町駅の北、久屋大通沿いのビルに佇むイタリアンレストラン「MORRIS」。緑に囲まれた外階段の先にある扉を開けると、2階には優雅なバーカウンター、店内階段を上がった3階には、繁華街とは思えない落ち着いた雰囲気のダイニングが広がります。大人の隠れ家で味わえるのは、ロメインレタスにワイルドライスを合わせた、トレンド感のあるサラダめしです。
シャキシャキレタスと
味噌味のカリカリベーコンがマッチ
25年以上にわたり、都会のオアシスとして親しまれるイタリアンレストラン「MORRIS」。看板メニューの一つで、長年愛される「焼きロメインレタスのシーザーサラダ」をアレンジしたサラダめしが誕生しました。
オーナーソムリエの森千夏さんによると、オリーブオイルで焼き上げるロメインレタスとベーコン、シーザーサラダドレッシングという組み合わせはすぐに決まったものの、主食代わりになる食材に悩んでいたそう。パンやパスタなどではない、「MORRIS」らしい斬新な一皿をと考えていた時、常連客の「ワイルドライスを合わせては?」というアドバイスがヒントに。
ワイルドライスとは、古くはアメリカの原住民が食していたという今、注目のスーパーフードの一種。軽くローストしたレタスの横に、レッドオニオンと共に炒めたワイルドライスを添えます。1/4株分使うダイナミックなロメインレタスの上には、細かく刻んだカリカリベーコンと赤味噌を合わせた肉みそ、トマト、スクランブルエッグ、ラディッシュを盛り付けます。
ペッパー、パルメザンチーズ、クルトンをトッピングし、最後に皿を彩るのは、赤味噌パウダー。水でといた赤味噌を、鉄板で焼いて板状に固めた後、削って粉々にしたもの。
「赤味噌をそのまま使ってしまうと、インパクトがあり過ぎる。繊細な野菜の味わいを最大限に生かしたいとシェフが試行錯誤した結果、パウダー状にしました。見た目の彩りになるのはもちろん、お好みで付けたり、量を調整しながら混ぜたりできるので、味の変化も楽しんでください」と森さん。
「野菜、シーザーサラダドレッシングは白ワインに合いますが、ベーコンや赤味噌が加わることで、まろやかな赤ワインとも相性が良い一皿に仕上がりました」。シニアソムリエの資格を有する森さんならではの、おすすめのマリアージュも魅力です。
ワインと食を通じて、カルチャーを発信
イタリア、フランス、ニュージーランドから、ブドウ農家やワインの醸造家を招いてイベントを開催するなど、ワインと食文化の発信にも積極的に取り組む「MORRIS」。訪れるたびに、新しい食の魅力に出会える大人のための名店で、西欧と名古屋の食文化が融合したサラダめしを堪能してみてはいかがでしょうか。
- ・ロメインレタス
- ・ワイルドライス
- ・レッドオニオン
- ・トマト
- ・ラディッシュ
※使用食材は変更になる場合があります。
- 店舗名
- MORRIS(モリス)
- TEL
- 052-261-3300
- 住所
- 愛知県名古屋市中区栄5-1-33 NOITO BLD.2F~3F
- 営業時間
- 17:30~24:00
- 定休日
- 日曜・祝日
- 駐車場
- なし
- アクセス
- 【電車】地下鉄「矢場町」駅から徒歩2分
【車】久屋大通「広小路久屋東」交差点から南へ約400m - 公式サイト
- http://www.morris.gr.jp/