学生の健やかな日々をサポート! ロコモコ風の彩りサラダめし
大学構内の食堂やカフェでの飲食サービスをはじめ、多方面から大学生をはじめとした大学関係者らをサポートする強い味方、大学生協。今春から、大学生協事業連合東海地区では、愛知県内4大学7カ所の学食において、「あいちサラダめし」の提供を開始しました。
今回取材にお邪魔したのは、名古屋市昭和区にある名古屋工業大学のカフェテリア食堂。多忙な学生の健やかな日々を支えるべく、こちらの学食では11時から14時までのランチタイムはもちろん、朝8時から9時30分の朝食、17時から20時の夕食時間にも営業し、1日3食提供しています。
「いろどりサラダごはん」と名付けられた、大学生協事業連合東海地区で開発したサラダめし。名古屋工業大学では、日替わりメニューの一つとして、昼や夜に不定期で登場しています。
ライスの上に、水菜、タマネギのスライス、カイワレ大根をのせ、赤味噌で味付けをした鶏ミンチの肉みそをたっぷりと。さらに、ダイスカット状のトマト、錦糸玉子をオン。お皿の縁にマヨネーズを添えたら完成です!
フレッシュな野菜の緑、トマトの赤、錦糸玉子の黄色と、彩り豊かな食材を組み合わせた盛り付けも食欲をそそります。
メニューの考案者である事業推進部副部長の高浪聖作さん(写真左)によると「アイデアのベースになったのは、ロコモコ。肉みそをハンバーグに見立て、濃厚な味わいの肉みそにトマトの酸味を合わせることで、くどさを感じることなく食べ進めることができます」とのこと。また、店長の溝口貴史さん(写真右)は「1日の食事の内、2食、3食と学食で食べる学生もいるので、昼と夜の献立てが重複しないようにメニューをローテショーンしています。また学食のメニューは、どんぶりや揚げ物などが多くなりがちなので、今回のサラダめしのように、見た目の新しさなど飽きさせない工夫も大切」と話します。
実際にサラダめしをオーダーした学生からは「朝はパンだけ、昼はコンビニのおにぎりという日も多いので、学食の夕飯で栄養チャージしています」、「普段、自炊していて野菜をあまり摂取していないので、学食で食べる時は野菜を食べられるメニューを選んでいます」と、体を気づかってサラダめしをチョイスしたという声も。また「お肉があまり好きではないけれど、肉みそなら抵抗感なく食べられました」、「マヨネーズが横に添えてあるので、好みに合わせて味の変化を楽しめるのが良かった」などの意見も聞かれました。
大学生協事業連合東海地区の食生活支援グループ、奥村健人さん(前掲の写真中央)は「10月からはサラダめしのリニューアルバージョンを提供予定。食感も楽しめるような新感覚の肉みそを現在考案中です」とのこと。
学生たちの貴重な栄養チャージの一食として、今後もますます、サラダめしが浸透していきそうです。