取組紹介 2019年7月26日

椙山女学園大学のカフェに登場!バリ麺の「あいちサラダめし」

椙山女学園大学 星が丘キャンパスにある「カフェテリア F19」。こちらのカフェでは、提供しているおよそ25種類のすべてのランチメニューに対し、コマのイラストで表記する「食事バランスガイド」を掲示しています。

この「食事バランスガイド」は、望ましい食生活の実践を目指し、何をどれだけ食べたら良いかの目安などを、わかりやすく表すために厚生労働省と農林水産省が共同で策定したもの。
椙山女学園大学の各学食では、レシピ考案時に「食事バランス」にあてはめながら一つひとつメニューを検証し、健康的な食生活や栄養バランスへの意識向上を促す工夫をしています。

管理栄養士を目指す学科があるなど、普段から食への関心度が高い椙山女学園大学の学食で、今回登場したのがバリ麺のサラダめしです。

パリッと揚げた細めのバリバリ麺の上には、レタス、キャベツ、ニンジン、水菜、パプリカ、トマトなど色とりどりの野菜がたっぷり。中央には、合挽きミンチに赤味噌、みりん、砂糖、豆板醤を加えたピリ辛の濃厚な肉みそを盛り付けます。さらに温泉卵をのせ、マヨネーズを全体にかけてでき上がりです。

まずは、バリバリと麺を崩しながら細かくして食べるのがコツ。野菜のシャキシャキ感と、麺のバリバリ感が合わさり、食感も楽しめます。野菜の水分で麺がやわらかくなってきたところで、肉みそやマヨネーズなどとなじませながらこってり味を楽しんだ後、温泉卵を割ってとろりと絡めれば、まろやかな味わいに。食べ進めるごとに違った食感、味わいを楽しめる一皿です。

「エネルギーをしっかり取れて、野菜をバランス良く取り入れたメニューづくりを心がけています」と話すのはメニューを開発した料理長の山根裕梨さん(右)と、カフェを運営するハーベストの永田智也さん(左)。さらに「見た目の彩りも大切。真新しさのあるメニューが好まれるので、今回は初めてバリ麺を使ったメニューに挑戦してみました」と、新しい物に敏感な女子大ならではのメニュー開発のポイントも語ってくださいました。

サラダめしをオーダーした学生は「普段、意識的に生野菜を食べることはないけれど、新しいメニューだったので試しに頼んでみました」と話し、バリ麺に初挑戦した料理長のアイデアが功を奏したようです。
また、「ライトな食感だけど、食べ終わると満腹感がある」、「肉系のがっつりメニューが多いので、野菜がメインのメニューはうれしい」などの感想も聞かれました。

椙山女学園大学では、管理栄養学科のゼミ生が「あいちサラダめし 大学生レシピコンテスト」に参加していたことから、コンテストの入賞レシピなどをもとにしたサラダめしの提供も検討中。学生のアイデアが詰まったサラダめしにも、今後期待が高まります。

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