眺望も満喫♪一宮市役所で味わう
旬の味覚たっぷりの「あいちサラダめし」
一宮市役所本庁舎11階にある展望レストラン「サンライズ」に、地元の新鮮野菜や卵を使ったあいちサラダめしが登場。市役所の職員はもちろん、地域の方にも親しまれるレストランで、一宮市の農畜産物の魅力を堪能できます。
野菜をおいしく、たくさん食べて健康を促進しようという、「あいち みんなのサラダプロジェクト」の趣旨に賛同した一宮市とレストランがタッグを組み、4月から提供をスタートした今回のあいちサラダめし。毎月1週間の期間限定で提供しており、ほぼ連日完売という人気ぶりです。
肉みそには、鶏のモモ肉とムネ肉を配合したミンチを使用。あっさりとしたムネ肉とモモ肉のジューシーさがほど良くブレンドされ、うま味があり、やわらかい食感に。赤味噌に長ネギ、ショウガなどでアクセントを加えたコクのある肉みそをベースに、旬に合わせて、使用する野菜は月ごとに替わります。その時々に一番おいしい地元産の素材をふんだんに取り入れて、野菜の調理法や盛り付け方などを毎月アレンジしているので、何度食べても楽しめるサラダめしです。
取材にうかがった5月のラインアップは、レタス、大根、ニンジン、水菜、タマネギ、ナス、トマト、ネギなど。さらに赤や黄のパプリカをあしらったポテトサラダもプラス。フレッシュなタマネギや大根のみずみずしさと、深みのある肉みそ、マヨネーズのまろやかさが見事に調和して、食が進みます。
レストランの料理長・岸和男さんによると「野菜は切り方一つで味ががらりと変わります。例えばタマネギは繊維に沿って切れば甘く、繊維に対して垂直に切れば辛味が増します。野菜一つひとつの個性に合わせて調理することが、おいしくたくさん食べるコツです」とのこと。
ナスは一度素揚げした後、熱湯をくぐらせることで甘みをとじ込めつつ、余分な油分を落とすなど、野菜の持ち味を引き出す切り方や調理法にもこだわります。
レストランを訪れ、はじめてサラダめしを食べた方からは「普段、野菜をあまり食べないのでこのメニューを頼みました。肉みそと合わせることで、野菜がたっぷり食べられます。また今回使われている地元・一宮市の浮野養鶏の卵は、家庭でも使っているのですが、新鮮で黄身が濃厚。野菜との相性も抜群です」と大満足の様子。
「家庭菜園をしているので、季節に合わせていろいろな野菜を食べています。肉みそやマヨネーズと合わせるサラダめしは、あり合わせの野菜を使って家庭でも応用できそう」と野菜のある食卓のヒントを持ち帰った方もいました。
この日は、中野正康一宮市長(写真左)が、JA愛知西の牛田代表理事組合長(中央)や、卵の供給元である浮野養鶏の山田社長(右)とサラダめしを囲んで会食。毎朝自家製のグリーンスムージーを愛飲するなど、野菜ライフを実践しているという市長は「鮮度の高いシャキシャキ野菜と肉みそがすごくマッチしています。新鮮で栄養たっぷりの卵も、サラダめしには欠かせませんね。一宮市では新鮮でおいしく、栄養価の高い農畜産物をたくさん作っているので、サラダめしを通して一宮市の食の魅力を多くの方に知っていただきたい」と話しました。
今後の提供期間は6月17日(月)~21日(金)、7月22日(月)~26日(金)、8月26日(月)~30日(金)の予定で、価格は700円(税込)。「ナスやトマト、キュウリ、ピーマンなど、夏野菜がおいしくなってくる季節です。ぜひサラダめしの野菜から、季節を感じてほしいですね」と話す一宮市農業振興課の加藤課長(写真右)。また、岸料理長(写真左)によると、夏に向けて、ご飯の代わりにうどんを使ったサラダめしも考案中とのこと。彩り鮮やかな野菜が躍るサラダめしを、満喫してみませんか。
- 店舗名
- 展望レストラン「サンライズ」
- 住所
- 愛知県一宮市本町2-5-6 一宮市役所本庁舎11F
- 営業時間
- 9:00~16:00(LO 15:30)
- 定休日
- 一宮市役所の閉庁日に準ずる