2019年5月6日
シェフの屋台サラダめしが大盛況!
「日本一野菜が美味しいレストラン縁日」開催
野菜をたっぷり使った料理が評判の、名古屋市千種区のフレンチレストラン『Vive(ビブ)』。レストランを会場に、野菜を主役にした縁日が5月6日(月・祝)に開催されました。
イベント当日は、店外まで行列ができる盛況ぶり!
企画したのは、『Vive』オーナーシェフの髙木裕太さん(写真左)です。野菜に魅せられ、野菜メニューを提供する料理人として「あいち みんなのサラダプロジェクト」には深い共感を抱いていたそう。
そして今回、プロジェクト賛同のもと「野菜をもっと楽しく・おいしく発信したい」というシェフの思いを形にしたのが、レストラン縁日です。
屋台ブースでは、シェフ特製の縁日限定サラダめしがお目見え。
ライスの上に、ブロッコリー、スナップエンドウ、キャベツ、トマトなど色とりどりの野菜と、赤毛和牛のローストビーフ、ゆで卵をオン。ヘーゼルナッツパウダーと粉チーズ、自家製の玉ねぎドレッシングを回しかければ完成です。
※今回の「あいちサラダめし」では肉みそをローストビーフにアレンジして提供しました。
すりおろし玉ねぎの甘みが広がるドレッシングは、お肉、野菜、ゆで卵にも好相性! ヘーゼルナッツと粉チーズが味わいにコクをプラスし食べ応えも◎。テイクアウトでも食べやすい、カップ仕立てのサラダめしです。
「今日使ったのは“なごやさい”と言って、名古屋の生産者さんが育てたお野菜です。スナップエンドウは、さやから中身を取り出し、グリーンピースのようにコロコロとトッピングしてみました。野菜ってこんなにおいしかったんだ!と言っていただけるような、素材を生かした調理を心がけています」。(髙木シェフ)
このほか、フレンチやイタリアンの人気店による野菜メニューもラインナップ。シェフの本格料理がワンコインからと気軽にいただけるのは、縁日ならではの魅力です。
また、料理とともに人気を集めていたのが、野菜ソムリエがプロデュースする2種のスムージー。
写真左は、岐阜県・清流クレソンスマートファームのクレソンを使った爽やかな「クレソンとレタス」、右は高知県・白木果樹園の土佐文旦、愛知県・石原農園の黄色トマトを使ったフルーティな「文旦と黄色トマト」。おいしさの中に、旬の栄養もぎっしり詰まっています。
「あいち みんなのサラダプロジェクト」の特別協賛であるキユーピーのブースでは、オリジナルマヨソース作りのワークショップを開催。
ベースとなるマヨネーズに、ビーツ、小松菜、ニンジンなど好きな野菜ペーストを混ぜてソースを作り、サラダにかけていただくというもの。
自分で作ったマヨソースなら、おいしさ倍増!
子どもでも簡単にできるので、家庭でチャレンジしてみるのもおすすめです。
屋外スペースには、JAなごやの産直トラックも登場。保冷ケースに、カップサラダめしにも使われていた“なごやさい”がズラリと並びます。JAなごやでは、新鮮な野菜の販売をはじめ、いちご、スイートコーン、味鋺いもなど地域の特産品を使ったオリジナルジェラートも開発。野菜を食べるきっかけ作りに取り組んでいます。
イベントでは「あいち みんなのサラダプロジェクト」実行委員の高木幹夫さんによるトークショーも開催されました。野菜を身近に感じてもらおうと、花の写真を見て野菜の種類を当てるクイズを出題。皆さんクイズに楽しく参加しつつ、あいち在来種保存会、そして野菜ソムリエでもある高木さんの知識豊富な解説に、興味深く聞き入っていました。
野菜を日本一おいしく!をコンセプトに、充実のイベントとなったレストラン縁日。 「手応えをもとに、今後さらにパワーアップして続けていけたらと考えています」。(髙木シェフ)