取組紹介 2019年3月15日

ついに社員食堂にも登場!
働く人を応援する「あいちサラダめし」

自動車用の内装機能部品や、車体外装部品の開発、製造、販売を国内外で展開する「シロキ工業株式会社」。今回、豊田市にある名古屋工場の社員食堂に、「あいちサラダめし」が登場しました。

メニューの開発、提供を手がけるのは企業や医療機関、学校や福祉施設などでフードサービスを展開する「メーキュー株式会社」。普段から食を通して、働く人や学ぶ人、子どもから高齢者まで、幅広い人の健康づくりや食事の楽しみをサポートしている「メーキュー」が、管理栄養士や調理師たちの知識とアイデアを結集して生まれたのが、イタリア風まぜそばのあいちサラダめしです。

発売開始の当日。シロキ工業・名古屋工場の社員食堂の入口には愛知県事業のあいち健康チャレンジ“あいち健康情報ステーション”とともに「あいち みんなのサラダ」プロジェクトの大きなポップが飾られ、彩り豊かなサラダめしのサンプルと共に、ひと際目を引くディスプレイ! 大勢の社員の方が足を止めていました。

イタリア風まぜそばと題したサラダめしは、イタリア料理を代表するトマトベースのカポナータの要素を取り入れた一皿。グリーンリーフやレタスの緑、もやしの白、器の赤でイタリア国旗をイメージした鮮やかな盛り付けも、食欲をそそります。

チーフ調理師の田上和久さんが、かつてイタリアで料理の腕を振るっていた経験を活かして考案したサラダめし。ブラン入りの極太麺の上に野菜をたっぷり使った特製カポナータ、レタスやグリーンリーフ、もやし、コーン、茹でたまごをのせ、赤味噌を使った濃厚な肉みそを合わせます。最後にたっぷりのマヨネーズをかけて完成!

田上さん(写真左)によると「ポイントはカポナータ。ナスを素揚げして甘酢で和え、バージンオリーブオイルで炒めた黒オリーブ、赤、黄、緑のパプリカとあわせてトマトと一緒に煮込みます。また、主食にはブラン入りの極太麺を使うことで、栄養価の高さと歯ごたえをアップ。麺自体にも、バンバンジードレッシングにポン酢を加えたソースを絡めることで、工場で働く体力勝負のスタッフの方にとっても満足感があり、最後の一口まで飽きのこない味わいに仕上げています」。

店長の重野忠信さん(写真右)は「海外出身の方も大勢働いていて、半熟のたまごが敬遠されることもあるので、今回は茹でたまごにしました。海外の方にとっても、愛知県の野菜や赤味噌のおいしさを知っていただく機会になればうれしい」とメニューへの工夫を解説してくださいました。

実際にサラダめしを食べた男性スタッフの方からは「サラダや小鉢などの野菜メニューは、普段あまり選びませんが、このサラダめしは麺やお肉と一緒になっていてボリューム感があるので、注文したくなります」、「肉みそとマヨネーズの組み合わせが最高!」、「味付けは濃いめだけど、野菜のみずみずしさで食後感はさっぱりしています」と好評。
また女性スタッフからは「見た目がオシャレ」、「男性が多い職場なので、野菜メニューが少なかったからうれしい」、「麺にコシがあって満腹感がある。野菜と麺のバランスがちょうどよかった」との声も。

メニュー開発に携わった、メーキューの管理栄養士の田口美和さん(写真左)は「今回、あいちサラダめしの提供を始めるにあたっては、普段、野菜メニューの人気が低い名古屋工場をあえて選びました。私たちは働く皆さんの健康管理を担っているので、野菜をたくさん食べていただけるきっかけになるように、これからも訴求していきたい」と解説。
シロキ工業の総務課・田中正人さん(写真右)は「これまでも、野菜にまつわるいろいろなメニューを考えていただきましたが、こんなに野菜をたっぷり使っているメニューは初めてでは?ぜひ継続して提供してほしい」と話してくださいました。

発売初日となったこの日は、用意した80食分がすべて完売! 手応えを感じた田口さんは「今後、他の工場や、メーキューが手がけるさまざまな施設への展開も視野に入れていきたい」と意気込みを語ってくださいました。

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