熱々のフライパンで出される“ダッチベイビー”が、
おいしさを包み込むサラダめし
春日井市役所から西に1kmほどの市街地に、2016年8月にオープンした「Sin cafe」。メニューで特徴的なのは、スキレットという鉄製のフライパンを使ってオーブンで焼き上げる、「ダッチベイビー」というドイツ生まれのパンケーキです。「Sin cafe」では食事系からデザート系まで、これまでにダッチベイビーのメニューを100種類以上提供。今回は、そんなダッチベイビーにたっぷりの野菜とご飯、肉みそ、ゆで卵をのせた、他ではなかなか味わえないサラダめしを紹介します。
すべての具材を一緒に味わうのがおすすめ!
熱々のスキレットごと、テーブルに運ばれてきたサラダめし。レタスやキャベツ、ミニトマト、キャロットラペ、紫タマネギなどの彩り豊かな野菜と、焼きたてのダッチベイビーの香りが食欲をそそります。「Sin cafe」では、できるだけ地産地消や無農薬の野菜を使うように心掛けており、このサラダめしでは春日井市の「土磨自然農園」の野菜や、碧南市の「鈴盛農園」のニンジンなどを使用しています。
肉みそは、豚のひき肉に赤みそを多めに加えて濃厚な味わいに。全体にマヨネーズと粉チーズがかけられているだけでなく、ニンニクのうま味を効かせたオリジナルの「ニンジンドレッシング」と、「すりおろしオニオンドレッシング」が別に添えられています。「2種類のドレッシングをお好みでかけて、ダッチベイビーと野菜、肉みそ、ご飯をすべて一緒にいただくのがおすすめです」と店主の加藤由加里さん。
ダッチベイビーの生地に甘みはなく、小麦粉と卵、牛乳、塩のみで作られたシンプルな味わいで、ご飯や肉みそともよく合います。また、通常のパンケーキよりも卵をたっぷりと使用しているので、膨らんだ外側はシュー皮のようにサクサクふわふわに、底の部分はもちもちとした食感が楽しめます。実は、食事系とデザート系のダッチベイビーで生地を使い分けていて、デザート系では生地にシナモンをプラスしています。
子どものころのスクラップブックにダッチベイビーの写真が
店主の加藤さん(右)と、スタッフの敬子さん(左)
小さなころからカフェを開くのが夢で、気になる料理やお店の写真を雑誌などで見つけては、スクラップブックに貼っていた加藤さん。レストランやカフェで10年以上に渡り経験を積み、いよいよ独立しようとしたとき、そのスクラップブックを見返してみると、真ん中に「ダッチベイビー」の写真が貼ってあったそうです。「お店の“顔”となるメニューをどうしよう……と悩んでいた私は、『これだ!』と直感的に思ったんです」。
ダッチベイビーを使ったメニューは常時50種類ほどそろい、「照り焼きチキンのダッチベイビーピザ」や「フルーツダッチベイビーケーキ」が人気。「キッズランチ」や「シルバーランチ」などのメニューもある他、一人でも気兼ねなく過ごせるカウンター席も用意されています。あらゆる年代の人が思い思いのひとときを楽しめる「Sin cafe」で、ぜひサラダめしを堪能してみてください。
※スパニッシュオムレツ、ドリンク付き
※プチデザート付き+¥200(税込)、
プチダッチベイビー付き+¥300(税込)
- ・レタス
- ・キャベツ
- ・ミニトマト
- ・ニンジン
- ・紫タマネギ
※使用食材は変更になる場合があります。
- 店舗名
- Sin cafe(シン カフェ)
- TEL
- 0568-29-7320
- 住所
- 愛知県春日井市柏原町3-112 ホワイトピュア朋栄1F
- 営業時間
- 8:00〜18:00(LO17:30)※モーニング8:00〜11:00(LO10:45)、ランチ11:00〜15:00(LO14:30)
- 定休日
- 水曜
- 駐車場
- 10台
- アクセス
- 【電車】JR中央本線「勝川」駅より名鉄バス「如意申」バス停下車後、徒歩8分
【車】名古屋第二環状自動車道「勝川IC」から約9分 - 公式サイト
- https://sin-cafe2016.com/