“賄い”から誕生したヘルシー&ボリューミーなサラダめし
コックの兄とパティシエの妹が営む稲沢市の「HARACAFE」は、“萌え断”のホットサンドや手作りのスイーツが話題のカフェ。女性スタッフが多いこちらでは、栄養バランスが良くボリュームも満点な「ベジ丼」を賄いご飯で出していたところ、「おいしい!」と好評で、4年ほど前に正式メニューに追加。現在では、ランチの人気メニューの一つとなっています。今回は、そんな「ベジ丼」をサラダめし風にアレンジした、新メニューを紹介します。
たっぷりかけた甘めの肉みそが味の決め手
もともとスタッフの健康を考慮して作られた「ベジ丼」をベースにした今回の「サラダめし」には、サニーレタスやグリーンリーフ、水菜、トマト、きゅうり、キャロットラペ、レッドオニオンなどを、食べやすいように細かく刻んだ野菜がご飯の上にふんだんに盛られています。さらに、たっぷりの肉みそと潰したゆで卵、粉チーズを加えることで、栄養バランスが良く食べごたえも十分な一杯に。自家製のベジポタージュスープが付くのもうれしいポイントです。「うちでは、一度にたくさんの種類の食材が食べられること、老若男女が満足できることを大切に、メニュー作りを行なっています」と店主の原 康祐さんは話します。
肉みそは、豚のミンチを赤みそで味付けすることで、「この地域の皆さんが好きな少し甘めの味わいにしました」と原さん。肉みそには、みじん切りにしたタマネギやピーマンも加え、甘みやうま味、食感をプラスしています。ドレッシングはオープン当初からサラダなどにかけている、無添加のオリジナルドレッシングを使用。タマネギとしょうゆをベースにしたシンプルな和風ドレッシングですが風味が濃く、野菜やお肉のおいしさを引き立ててくれます。
赤ちゃんから年配の方まで、誰もが過ごしやすい場所に
兄の原 康祐さん(左)と妹の千尋さん(右)
稲沢市出身の原さん兄妹は、子どものころ家族でよく近所の喫茶店へ出かけていたそうです。そんな昔ながらの喫茶店のような地域の人に愛されるお店にしたいと、「赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまでが満足できるお店」をコンセプトに、2017年6月に「HARACAFE」をオープンしました。店内にはキッズルームがあり、キッズメニューも用意されています。
店は朝7時からオープンしていて、モーニングではトーストはもちろん、スコーンやホットサンドなどが味わえます。ランチでは、週替わりのホットサンドや、ボロネーゼとナポリタンを掛け合わせた「鉄板ボロリタン」などが人気。パティシエの千尋さんが手がける「季節のフルーツショートケーキ」や「本日のタルト」などのスイーツもそろいます。モーニングからランチ、カフェタイムまで、様々なシーンで利用できる「HARACAFE」へ、ぜひ足を運んでみてください。
※ベジポタージュ、ドリンク付き
※ランチデザートは¥50 OFF
- ・サニーレタス
- ・グリーンリーフ
- ・水菜
- ・トマト
- ・きゅうり
- ・ニンジン
- ・レッドオニオン
- ・ピーマン
※使用食材は変更になる場合があります。
- 店舗名
- HARACAFE(ハラカフェ)
- TEL
- 0587-81-4343
- 住所
- 愛知県稲沢市日下部北町3-21-2
- 営業時間
- 7:00〜16:00※モーニング7:00〜11:00、ランチ11:30〜14:00
- 定休日
- 月曜(祝日の場合は営業)
- 駐車場
- 20台
- アクセス
- 【電車】名鉄名古屋本線「奥田駅」より徒歩15分
【車】名古屋第二環状自動車道「清洲東IC」から約13分 - 公式サイト
- https://www.instagram.com/haracafe61/