“愛知らしく” 野菜をもっと美味しくもっと楽しむプロジェクト
「あいち みんなのサラダプロジェクト」が発足
2018年8月24日(金)、 “愛知らしい”食べ方で美味しく楽しみながら野菜をもっとたくさん食べてほしい、そして愛知県の地元野菜への理解を深めてほしいという共通の想いを持つ有志が集まったプロジェクト「あいち みんなのサラダプロジェクト」が発足いたしました。
実行委員
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名古屋めし評論家 大竹敏之
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あいち在来種保存会 高木幹夫
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Vege TanaQ
農林水産省「農業女子プロジェクト」メンバー 永井千春 -
管理栄養士
愛知学院大学心身科学部教授 酒井映子 -
キユーピー株式会社
執行役員 名古屋支店長 湯川治己
愛知県は、農業産出額が47都道府県中8位であり、全国有数の農業県です※1。
特にキャベツの収穫量は全国2位、ブロッコリーも全国2位など、トップ10にランクインする野菜がいくつもあります※2。それにも関わらず、野菜摂取量については、男性ワースト1位(229g/全国平均283.7g)、女性ワースト3位(238g/全国平均270.5g)となっています※3。
※1農林水産省「平成28年生産農業所得統計」より
※2農林水産省「平成28年産野菜生産出荷統計」より
※3厚生労働省「平成28年国民健康・栄養調査」より
このような状況を受け、「あいち みんなのサラダプロジェクト」実行委員会は、愛知県の人たちに野菜をもっと美味しく、もっとたくさん食べてもらうためには「サラダを新しいスタイルで楽しむこと」が必要ではないかと考えました。そこで、愛知県特有の食文化を取り入れ、健康や栄養にも配慮した“愛知らしい”サラダ「あいちサラダめし」を開発。地元のさまざまなプレイヤーと連携し、新しいサラダを定着させ、県民の野菜摂取向上を目指して参ります。
本プロジェクトの発足を記念して愛知県・大村秀章知事を表敬訪問し、本プロジェクトの目的や活動内容などについてご説明し、愛知県知事とともにプロジェクトの発表をいたしました。
本プロジェクトで開発した「あいちサラダめし」を試食し 「あいちサラダめし」 を開発する際に重視した4つのポイントを説明いたしました。
4つのルール
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肉みそ
愛知県の「うま味」の象徴「豆味噌」に肉を合わせる。
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野菜でかさ増し
主食の一部を豆・雑穀や野菜に置き換えて、ヘルシーなのに食べ応えのあるひと皿に。
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野菜の彩りに「たまご」も
プラス野菜に加え、愛知県での生産量も多い「たまご」も使って彩り鮮やかに。
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マヨネーズ・ドレッシングで
仕上げるマヨネーズやドレッシングでサラダをまとめる。 野菜にも肉みそにも合うマヨネーズベースのソースがおすすめ。
今後の具体的な活動内容としては、名古屋市内にある飲食店に各店オリジナルの「あいちサラダめし」を展開していただき、そのメニューを公式サイトで紹介します。また、「あいちサラダめし」を多くの県民の方に楽しんでもらえるよう、実食イベントを9月に開催する予定です。